昨日の本会議にておこなった一般質問の内容です。
1)公立小中学校の直結給水について
<要旨> 東京都では平成19年度から20年度にかけて「安全でおいしい水プロジェクト」の一環として、公立小学校の直結給水かモデル事業を展開している。貯水槽を経由する従来の給水方式でなく、水道管から直接飲み口まで水を送る直結給水によりフレッシュな水を提供することが可能である。
また、従来あった「かびくさい」など、水道水=おいしくないというイメージは、高度浄水処理により解消しており、水道水をペットボトル詰めにした『東京水』は都庁で発売され、好評を得る品質を誇っている。
さらに、水道水は”環境”の観点からも注目を浴びつつあり、ニューヨーク市においては「PETボトルミネラルウォーターより水道水を飲もう」というキャンペーンが打ち出されている。生産するには石油・水を必要とし、さらに生産工程でCO2も発生するPETボトルの使用を見直そうと呼びかけられた。
また、世界の大都市の漏水率の平均が10%なのに対し東京の漏水率は3%であり、その高い技術は昨年開催の「大都市気候変動サミット」において大きな驚きをもって迎えられた。
水道水を直接飲むことのできる日本の水道文化は、江戸時代より続く日本の高い技術と、水の豊かな日本の自然環境に支えられている。
単に、おいしい水の提供だけでなく、環境への意識を醸成するためにも直結給水かは推進する意義があるのではないか。また、東京都でモデル事業を行う小学校だけでなく、問題意識の高くなる中学校においても検討すべきと思うが、見解をお伺いしたい。
【答弁要旨】
小学校の直結給水についてはすでに1校でモデル実施をしているが、安全でおいしい水の提供する重要性については認識しており、来年度も事業実施を計画している。
また、PETボトル入りミネラルウォーターでなく水道水を飲むことはPETボトルの減量により環境負荷の軽減につながるという点から、環境意識の醸成につながると考えている。
よって、小学校だけでなく、現在進めている学校改築のなかで中学校も含めての水飲み場等の直結給水化を進めていく。
2)商店街街路灯のLED化について
<要旨> LEDはエネルギー消費量が大幅に少ないとして、京都議定書の目標達成計画の中でも普及促進がうたわれている。街路灯の立替にあたり光源にLEDを採用した練馬区の桜台商業協同組合では、従来の13分の1の電気代を実現した。
現在北区で行っている電気代の助成は23区の中でも決して高い割合とは言えず、さらに、切れた電球の交換は実費負担であり商店街にとって小さな金額ではない。LEDはその省エネルギー性だけでなく、長寿命性からも注目を浴びており、街路灯のLED化はメンテナンスの軽減というメリットもある。
商店街は地域の活力の原動力であるだけでなく、街路灯に照らされた明るい道は地域の安心・安全にも寄与している。省エネルギー、CO2削減、電球交換の負担軽減、地域の安心・安全のために東京都の助成とも連携した街路灯のLED化推進の取り組みについて区の見解を伺う。
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【答弁要旨】
商店街街路灯のLED化は東京都が特定施策推進型商店街事業において、補助率5分の4の事業として特別に支援している。LED化の効果については指摘のとおりであり、区としても注目している。商店会長会などの機会を捉え紹介しており、すでにいくつかの商店街で検討中だと情報を得ている。今後も引き続き働きかけを行うなど、普及の促進に努めていく。
3)自主防災組織について
①防災資機材の管理について
<要旨> 災害に強いまちづくりのために、自主防災組織の存在意義がこれまで以上に高まってきている。現在、自主防災組織の資機材の管理については各組織にゆだねられているが、いざという時に向けての体制作りのためにも、区で行う点検と自主防災組織との連携が図れないか。
【答弁要旨】
毎年、震災訓練前に全自主防災組織を対象に小型消防ポンプと発電機の点検を行っている。その際には自主防災組織の方にも立ち会っていただき、配備資機材の不具合などがあれば修繕や交換などの対応をしている。災害時に資機材が有効に機能するよう、自主防災組織と連携した適正な点検管理に努めていく。
②防災資機材倉庫について
<要旨> 配備品の増加により防災倉庫が手狭になってきている自主防災組織が増えてきている。倉庫更新の前倒しも含めた見解を伺う。
【答弁要旨】
資機材倉庫は今年度から3ヵ年をかけて順次交換中である。その際には劣化と狭小の著しい倉庫を優先的に更新していく。
③AEDの実技講習の拡大について
<要旨> 突然の心停止の患者数は毎年10万人と言われており、その主な原因の一つである心室細動に対する唯一の治療法が除細動である。心停止ののち、救命率は1分で7%~10%減少すると言われており速やかな救命が求められる。
平成16年の法改正以降医療従事者以外もAEDの使用が可能となり、全国の国公私立の学校の40%に設置が進むなど急速に普及するなか、一般の人にもAEDの知識と技能が必要な場面が増えてきている。
防災訓練の機会を生かしたAEDの実技講習を拡大できないか。
【答弁要旨】
現在、AEDの実技指導は北区防災センターの応急手当講習事業で実施している。また、施設利用者のうち希望の方には実技指導も行っている。
今後は応急手当講習会を増やすなど、一人でも多くの方にAEDの体験をしてもらい、地域の安心・安全に貢献していただけるよう努めていく。
4)赤羽駅前の風紀について
<要旨> 赤羽駅周辺に関しては、客引きなどの迷惑行為を中心にかねてより本議会においても何度か取り上げられている。客引きとみられる人物だけでなく、飲食店の客待ちと思われる人物も多数たむろしており、時には奇抜な格好で客待ちしている様子が、夜9時頃から散見される。
赤羽には飲食店だけでなく、小学生・中高生を対象とした学習塾や予備校も数多くあり、いわゆる進学塾には近隣だけでなく、電車などで通ってくる子供たちもいる。夜9時といえば塾での勉強を終えた子供たちが帰宅のために駅に向かう時間であり、将来に向けて一生懸命勉強している子供たちが駅前でたむろするそのような大人の姿を見ていったい何を思うだろうか。
大人でもその地域への安心・安全に対しての不安を感じるのではと懸念されるこのような状況は、ましてや子供たちにとってはいかがなものか。区の見解を伺う。
【答弁要旨】
赤羽駅東口周辺の違法な客引き行為などについては赤羽警察署において取り締まり、摘発を行っている。今後とも地域と連携しての改善に取り組むとともに、警察に対しては取り締まりの更なる強化を強く要望していく。
[質問を終えて]
直結給水など手堅く前進が感じられるものから、さまざまな事情が複雑に絡んでいて単純には物事が進まないものまでいろいろありますが、世の中いろんなことがあるんですものね。仕方ないですよね。
少しでも今より良い北区を実現するために、これからも取り組んでいきたいと思います。でも、私の見える範囲には限界があります。やはり皆様からのお声が必要です。どうか、これからもご指導よろしくお願い申し上げます。
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